大変、ご無沙汰しております、へべれけです。
年末年始の忙しさから、一息ついてと思っていたら、
東日本大震災の発生...
気が付いたら、半年間も更新が滞っていました。
その間にもカウンタが上がっていますので...
大変申し訳ありません。m(_ _)m
3/11の大地震は私の住む栃木県でも震度6強が観測され、
私自身もこれまでの人生で経験した事の無い程の大きく強い地震でした。
実際には地震体験車で震度6の経験はありますが全く別物といっても良いです。
地震当時、私は会社で仕事をしていました。
最初は少し大きめの地震だなぁと思っていたところ、
遠くからゴォーーッっと凄まじい地鳴りが聞こえ、ただ事ではない事を悟りました。
私の席は一番非常口に近い場所なので、ドアを開けて外の様子を伺っていると、
建物から次々と血相を変えて人が飛び出してきました。
やはり、ただ事ではない事を感じ取ったのでしょうか、目の前が駐車場という事で
皆が避難してきたのです。私も流れに任せて駐車場に避難しましたが、その直後に
最大震度の揺れが襲ったのです。
足元の地面は波打ちながら割れ、建物は見た目にも明らかにうねりつつ、
更に壁の破壊音を伴いながらヒステリックな異音を打ち鳴らし、
駐車場の車は大きく揺れてセキュリティのサイレンが鳴り止まない。
女の子は悲鳴を上げながら座り込んでいる。
しかも、揺れがなかなか収まらない...いつまで続くんだろうか?
直下型では無いことは容易に想像できました。
震源地は?遠くなのか近くなのか? 携帯も中々繋がらない...
どうにか携帯で情報を手に入れると、福島沖震度7とのこと。
そうこうしている間にも度々余震が発生し、落ち着く暇も無い。
30分ほど経ってから、屋内の被害状況確認が行われ安全確認が行われた後に、
貴重品等を持って速やかに退社とのこと。
社内に戻ると、書類は床に散乱し、壁は割れ、天井の一部も崩れている。
幸い私の居た建物は比較的新しく、建物崩壊の危険は無かったのですが、
内部は燦燦たる状況でした。
その後、速やかに帰宅したのですが、停電の為に全ての信号機が消灯しており、
ブロック塀は崩れ、瓦は住宅の傍に散乱している危険な状況。
どうにか自宅に戻ると...
グチャグチャです、ホント、グチャグチャです。
流しの上や棚のもの、鍋やポット、炊飯器、調味料、グラス、皿は全て床に、
冷蔵庫の上の電子レンジやオーブンも全て床に、TVも転がり落ちて床に、
立ってる物は全て横に...
床に落ちていた時計はこの部屋が震災に襲われた時間を指して止まっていました。
更に困ったことに停電で掃除機が使えない為、ガラスの破片の処理が出来ず室内の
安全範囲が制限されている。 水も使えずトイレはタンク内の一回分しか使えない。
う~ん、どうしたものか...取りあえず、冷蔵庫内のものと買い置きの食料、
飲み物をまとめて、懐中電灯を用意して電気の無い夜に備えました。
つづく